IT Trend news

IT企業に勤める30代の中堅社員です。 ITのトレンドや個人的に気になったことを紹介します。

IT雑談

IoT推進コンソーシアム、アメリカの団体と国際標準規格作りで連携へ 本当に可能なの?

2016/10/02

久しぶりに、IoTネタです。日米のIoT推進団体、国際標準規格作りで連携というニュースが入ってきました。

※過去のIoT関連の投稿は以下を参照してください。

IoTとは一体何か

 

IoTビジネスで新規参入可能な分野は

スポンサーリンク

IoT推進コンソーシアムとは

みなさんIoT推進コンソーシアムって知っていました?

IT業界人の端くれとして、少しはIoT関わっているのですが、この団体を初めて知りました。もしかしたらIoTに深い人には当たり前なのかもしれませんが、一般の認知度はとても低いと思われます。

目的

すごいざっくり要約すると、アメリカやEUにIoTで後れを取っちゃったから、日本の産官学で連携して挽回しようぜ、ってことだと思います。お堅い内容はここにあるので見てください。

(っていうかこのHPいかにもWordPressで作りましたって感じで潔いw)

参画企業

日本の電機、通信業界の名だたる会社が参画しています。以下一例です

  • ソニー株式会社
  • 株式会社日立製作所
  • 富士通株式会社
  • 日本電気株式会社
  • 株式会社東芝
  • ソフトバンク株式会社
  • KDDI株式会社
  • 株式会社NTTドコモ

などなど、名前を知っている電機メーカで参画していない企業を探すほうが難しそうです。

(っていうか私の勤務する会社も入っていました。。。)

本当に共通規格なんて作れるのか

私が、IT業界人として一番気になるのは「本当に共通規格なんて作れるのか」という点です。

確かに今、IoT関連の規格は乱立状態です。例えば、A社の温度センサと通信するソフトを開発したが、B社の同瀬能の温度センサとは通信できないなんて普通で、開発者にとっては頭の痛いところです。また、クラウド基盤も同様で、MicrosoftのAzureや、AmazonのAWSでそれぞれ接続方法が異なるので、お客の要件毎に開発をしているのが現状です。日本内のセンサとエッジ端末の通信の共通規格としてはECHONET Liteなどがありますが、正直普及しているとはいいがたい状況だと思います。

なので、本当に共通規格が作られるのであれば、ユーザーとしてはありがたいことなのですが、メーカとしては必ずしも喜ばしい状況とは言えないと思います。

共通規格が作られるということは、日本メーカ達の独自性がつぶされる可能性があるんじゃないかと思っています。

なんてったって相手はアメリカ様です。おそらくGoogleやMicrosoftも口を出してきます。そこで日本の企業がリーダシップをとって自分たちの意見を反映させることができるのかが勝負どころです。

まとめ

色々書きましたが、そもそも共通規格を作るってどこの部分の規格なのかわからないので、これ以上は考察は厳しそうです。センサ⇒エッジGWなのか、エッジGW⇒クラウド基盤なのかで全然話が変わりますしね。そもそも、こんな大きな企業がたくさん入っているコンソーシアムだと、内部の意見を統一するだけでも大変そうです。とはいってもIoT分野で日本が後れを取っていることは事実ですので、これからの動向に注目したいと思います。(っていうか私の会社の窓口どこなんだw)

 

-IT雑談